
【冬の結婚式お呼ばれ】ドレスの選び方や寒さ対策/冬ドレスのマナーを徹底解説!
冬の結婚式にお呼ばれしたけれど、この時期はどんなドレスを着用していけばいいのかと迷われている方も多いでしょう。女性にとって重要な寒さ対策と共に、冬ドレスの選び方を徹底的に解説します!
結婚式ならではのマナーを守りつつ、冬らしい結婚式ドレスコーデを楽しみたい。そんな願いが叶えられるようポイントを分かりやすく整理しましたので、ドレス画像と共にチェックしてくださいね。
目次
【冬のお呼ばれドレス】選び方のポイント
冬の結婚式には、どんなお呼ばれドレスがいいのか?カラーや素材、デザインに分けて選び方のポイントをご紹介します。一つひとつチェックしていけば、シーズンにふさわしいドレスが選べるようになりますので、さっそく確認してみましょう!
◆カラー
カラーの印象はシーズンにも大きく影響を与えるので、カラーから冬らしいドレスを選んでみてもいいでしょう。
冬ならば濃くて重い色がよく似合うので、黒や赤なども適しています。ボルドーやワインレッド、ネイビーなどが定番ですが、ダークグリーンや濃いベージュ、こっくりとしたブラウンも冬らしいコーデにまとまります。ピンクやイエローなどの春夏カラーも、ビンテージピンクやマスタードイエローなど色味によっては冬の方が似合うカラーが多々あるでしょう。
ダークトーンやくすみのある色を選びつつ小物で配色を調整すれば、冬にもよくなじむコーディネートが完成します。
◆素材
フォーマルドレスやパーティードレスはオールシーズン共通して着用できるため、シフォンやオーガンジーなどの薄い生地のドレスを選んで冬に着用して問題ありません。基本的には重ね着して厚着するのはカジュアルなスタイリングなので、涼しげな素材でも1枚で着て大丈夫です。
ですが、あえて冬らしい素材も選んでみたいという方は、暖かみのあるベロアやベルベット、ジャガードなどを選んでみてもいいでしょう。光沢のあるサテンはゴージャス感があり、冬っぽいインテリアや装飾でコーディネートされた会場内にもよく似合います。
◆デザイン
素材同様、ドレスはデザインで季節を選ぶことはありません。ノースリーブでも冬に着用できるのが、フォーマルドレスです。そのため冬だからと気にせず、お好みのデザインを選んで構いません。
冬らしいデザインを選ぶのならば、袖ありや長袖タイプ、ロングドレスなどの生地が多く使われているものを選んでもいいでしょう。ウエストにギャザーを寄せて広がりを持たせたフレアースカートやプリーツスカートなども、重厚感があって冬らしさがあります。背中や首元、デコルテが空きすぎないハイネックなデザインを選ぶだけでも、エレガントかつ冬らしいコーデが作りやすくなるでしょう。
【冬のお呼ばれ】服装マナーと寒さ対策
結婚式の服装にはいくつかのマナーがありますが、冬ならではの注意点があります。冬のお呼ばれは初めてという方はもちろん、今までの服装マナーは正しかったのか不安な方も、この機会に確かめておきましょう。
女性が心配しがちな寒さ対策についても解説しますので、参考にしてみてくださいね。
◆要注意!足元のマナー
冬に大活躍なタイツですが、カジュアルアイテムなので結婚式にはNGです!タイツとストッキングの違いは生地の厚さ。太い糸で編んだものがタイツであり、透け感のある薄い物がストッキングです。ストッキングは30デニール未満となるため、購入する際にはデニールを確認してみてください。透け感がある、ベージュのストッキングを着用するのがマナーです。
どうしても寒さが気になる際にはストッキングを二重に履いて、足にしっかりと密着させましょう。
◆ファーは OK?
カジュアルな式ではOKとされていますが、基本的にはNGであることを覚えておいてください。格式ある会場や年配者が多い披露宴、挙式からお呼ばれされている場合には避けておいた方が無難です。披露宴や二次会でどうしてもファーを着用したい場合には、ドレスに付着しにくくお料理の邪魔をしない、毛が抜けにくい上質なフェイクファーを選んでください。
◆ドレスに合うコート/アウター
ドレスマナーは会場内でのルールとして設定されているため、アウターは何を着てもマナー違反にはなりません。また、アウターは会場に着いたらすぐにクロークに預けるのでそこまで人目には触れないアイテム。ですが、せっかくのドレスを台無しにしない着こなしをしたいものですよね。
フォーマル感のあるチェスターコートやトレンチコートならば、ドレスにもよく似合います。冬ならではのウールやカシミアも高級感があり、ドレスに違和感を与えません。上品なデザインならダウンコートもOK。柄のないノーマルなワンカラーかつ、ロング丈のコートを用意しておくと、どんなドレスでも合わせやすくて便利です。
ホワイトカラーのアウターはNGではないですが、屋外での写真撮影がある場合も…。その時に白のコートは目立ってしまう可能性があるので避けた方が無難です。
◆インナー
ドレスはどうしても薄着になるうえに防寒着が羽織れないため、インナーで工夫してもいいかもしれません。
背中部分やデコルテのカットが深く、薄い生地のインナーだとドレスにも響かないでしょう。また、透け感のないドレスを選んでおくのも◎。ヒートテックインナーなどを中に着る事ができます。短いレギンスタイプのインナーを着用すると、冷えやすいお腹周りや腰などを冷やさない効果が期待できます。
機能性重視のインナーを活用するのがおすすめですが、ドレスから見えないか、角度を変えて十分にチェックしておいてくださいね。
◆ドレスは着ていく?
ドレスを着たまま会場に行きたいところですが、道中は寒さが気になるもの。特に天候によっては雪が降る日もあるので、無理をしない服装にて出かけましょう。
会場によっては更衣室があり、中で着替えてクロークに預けるという手も使えます。天候や気温を気にせずいつもの格好で出かけても、会場内で着替えればマナー的にも問題ありません。
事前にホームページなどで、会場内に着替える場所があるかをチェックしておいてください。
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【冬のお呼ばれ】寒さ対策の羽織コーデ
冬のお呼ばれだと寒さが心配という方も多いですよね。会場内は暖房が効いていると分かっていても、冷え性の方はしっかりと対策をしておきたいもの。羽織でできる寒さ対策コーデをご紹介しますので、気になる方は実践してみてくださいね。
◆ショールコーデ
ドレスにショールを羽織るスタイルは、フォーマルコーデとしても正解のコーディネートです。
基本的にはノースリーブドレスに羽織るものですが、冬の寒さがどうしても気になる方は袖ありドレスにショールを重ね、冷えやすい背中や肩をカバーするようにしてください。
防寒用のショールはカジュアルアイテムになるので、ショールはパーティー用の華やかなものを選ぶこと。大きめサイズやロングサイズを選べば、ボリューミーな華やかさを出しながら寒さ対策もできます。
◆ジャケットコーデ
腕も背中もしっかりとカバーされるので、確かな寒さ対策をしたい方には最適なコーデです。ただしドレスのデザインによってはジャケットが合わない場合もあるので、コーデの相性を確かめておきましょう。長袖ドレスの袖がジャケットの袖からはみ出さないか?ドレスのフリルがジャケットに響かないかなどを事前にチェックしておいてください。
【カラー別】冬の結婚式お呼ばれにおすすめドレス
お好みのカラーでドレス選びたい方は、冬の結婚式お呼ばれにはどんな色がふさわしいのかを考えてみましょう。この時期ならではのカラーで選ぶと、冬らしい装飾が施された披露宴会場にもキレイに映えます。写真撮影した際にもシーズンらしさが出せるので、SNSでのリアル投稿にもおすすめ◎
冬の結婚式にはどんなカラーやコーデが似合うのかを、ぜひ知っておいてくださいね。
◆赤/ボルドー
温かみのある赤は、冬にこそピッタリな色!クラシカルな雰囲気が出るボルドーなどの重めの赤も似合いますし、クリスマスシーズンならば選んでみたくなるカラーです。
より華やかさがでるよう、小物は明るめにしてみてもいいでしょう。赤やボルドーと相性の良いゴールドを使った、この時期ならではのレッド×ゴールドコーデもおすすめです。
◆ダークグリーン/カーキ
赤と同様、クリスマスカラーとなるダークグリーンも冬にはピッタリ♪こっくりとしたダークグリーンは個性がありながらも大人っぽさがあるので、落ち着いた雰囲気にまとまります。周りと被りにくいカーキも秋冬らしいカラーです。
色が重くなるぶん、小物は明るいカラーの方が映えるように。相性が良いブラックを合わせる場合でも、ゴールド素材が施されたデザインを選んでもいいでしょう。ラメ入りショールやキラキラバッグでも上品なコーデになるので、ぜひ合わせてみてください。
◆ベージュ
ニュアンスのあるベージュはカジュアルな服装でも人気ですが、こなれた雰囲気が出せるので、パーティードレスでも高評価!地味に感じる方もいるかもしれませんが、パーティードレスは生地に光沢感がありますし、高級感のあるデザインが多いので、思いのほか華やかさがでます。
明るさや彩度まで統一したワントーンコーデにすると、トレンド感のある着こなしに。膨張して見えるのが気になる方は、小物で上手にバランスをとって、大人コーデに仕上げてみてください。
◆ブラック
定番のブラックドレスは冬にこそよく似合います。ゴールドコーデでまとめるとコントラストによって、より重厚感が出るように。しっとりとした大人の魅力が高まるので、30代以降の世代によく似合うでしょう。リッチで華やかな冬の披露宴会場にもなじむので、素敵な会場でとっておきのドレスアップ姿を楽しみたい方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
◆ネイビー
気品あるネイビーは結婚式のお呼ばれにピッタリですが、重みのある色なので、冬の結婚式にもおすすめです。白色の小物を合わせると、明るくも上品な印象に。パールアクセサリーややアップヘアでまとめると、高貴な印象にまとまります。デザインによってキュートにも大人っぽくもなるので、様々なドレスを比較してみてください。
着る人やコーデによって幅広いアレンジが楽しめるので、自分らしい冬ドレスコーデを作りたい方に適しています。
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◆マスタードイエロー
夏のイメージが強いイエローですが、くすみのあるマスタードイエローならば、一気に秋冬の印象に。深みのある大人カラーなので、冬の結婚式にもおすすめです。他の人とは被りたくないけれど、冬らしい季節感も欲しいという方はチャレンジしてみてください。個性あるカラーにはブラックを合わせれば、メリハリある独自のコーデが完成します。
◆ビンテージピンク
キュートな印象があるピンクですが、ビンテージピンクならば落ち着きのある雰囲気に着こなせるでしょう。くすみのある優しい色なので、秋冬にも取り入れやすいカラーです。春夏のフレッシュな印象とは異なり、冬らしいコーデも自然と組みやすくなります。小物の色やアクセサリーは控えめにして、薔薇のような素敵なカラーを引き立てるコーデにしてみてくださいね。
【年代別】冬の結婚式お呼ばれにおすすめドレス
20代から50代と、年代別におすすめの冬ドレスをピックアップしてみました。年代によってお呼ばれする立場は異なるし、似合う色味やデザインも変ってくるもの。今の年代だからこそ似合うドレス画像と共にご紹介しますので、確認してみてくださいね。
【20代】【30代】【40代】【50代】の順にご紹介します。
◆20 代
最近の20代女性は、大人っぽい雰囲気のドレスを好まれる方も多数。大人っぽさと20代らしい可愛らしさをMIXしたようなドレスがおすすめ。デザインは冬でも暖かく大人っぽい印象の「ミモレ丈~ロング丈」に、寒い冬によくなじむ「ピンク」や「ココアベージュ」など暖かみのあるカラーを選ぶと◎。敢えて寒い冬にスッキリと見せるブルーやグレーもおすすめ。
◆30 代
エレガントなドレスが似合う30代には、冬らしいロングドレスや長袖ドレスも上手に着こなせるはずです。重厚感のあるシックなグレー系のドレスは30代の冬ドレスにぴったりですし、あえてキレイなペールカラーを選んでもキレイめ30代によく似合うでしょう。
特に新婦友人のお呼ばれならば、花嫁を引き立てる華やかさも意識したいもの。冬らしさがありながらも、デザインやカラーで花を添えるような、とっておきのドレスを選んでみてください。
◆40 代
まだまだ若い最近の40代女性はおしゃれに敏感な方も多数。40代なら透け感のあるブラックドレスを冬に着こなしてみるのもおすすめ。重厚感のあるカラーは、シックで落ち着きがあるので、40代の冬の結婚式お呼ばれにも◎。カラードレスなら、冬らしい深みのあるグリーンカラーやくすみブルーも40代におすすめ。袖ありやロング丈ならば冬らしさもありながら、露出を抑えたい40代ゲストでも着こなしやすいもの。
◆50 代
ブラックやネイビーなど、冬らしい重みのあるカラーも上手に着こなせる50代。結婚式らしい華やかさも出るよう、デザイン性のあるドレスを着こなしてみてください。レースを施して透け感をもたらしたデザインならば、濃いカラーでも暗くなりすぎずに済みます。
冬だからこそ、ドレスにジャケットやショールをあわせた落ち着いたコーデも50代には似合うでしょう。
【デザイン別】冬の結婚式お呼ばれにおすすめドレス
冬にこそ似合う結婚式のお呼ばれにおすすめしたいドレスを、デザイン別にご紹介します。シーズンらしさを考慮しつつ、この時期ならではの悩みも解消したい方は参考にしてみてくださいね。
◆袖あり
五分袖や七分袖が多いフォーマルドレスやパーティードレスに長袖ドレスはめずらしいかもしれません。ですが、近年ではウェディングドレスやお呼ばれドレスでも袖ありデザインが人気を集めています。ちょっとめずらしくもトレンド感がある長袖ドレスは、見た目にもあたたかさが感じられるので、より冬らしい装いに。袖に透け感のあるデザインを選べば、カジュアルとは異なる上品なドレスアップが楽しめるでしょう。
◆パンツ
パンツスタイルはスカートよりも温かさを感じやすいので、冬の辛い冷え性に悩まされている方にも安心です。足に生地が沿うだけでも温度の感じ方は異なるので、足の冷えが辛い方は試してみてください。パンツタイプでもお呼ばれにふさわしいドレッシーなデザインは多々あるので、結婚式にもピッタリなデザインが見つかります。
◆ロング丈
スカートの長さがあるぶん、やはり足下は温かいもの。こっそりインナーも合わせられるので、寒い冬こそロング丈を選んでみてもいいでしょう。着席しても足が出ないので、あたたかい会場内でも足下の冷えが気になってしまう方にも適しています。
ロング丈は夏には重い印象でも、冬ならば違和感がありません。季節感が出せるうえにリッチな印象にもなるので、格式ある会場へのお呼ばれにもピッタリです。
◆レース
冬の結婚式は会場内や他ゲストの衣装にも重厚感が増す分、レースで軽やかさを出してもいいでしょう。生地の面積が多くても重たくなり過ぎないため、長袖やロング丈でもフォーマル感が高まります。好きなカラーやデザインで冬らしいドレスを選びたいけれど、見た目の暗さや重さが気になる。そんなときには、レースが施されたドレスを選んでみてください。