
【結婚式の服装マナー】ドレス選びのOKとNG/注意点/おすすめドレスを徹底解説
結婚式にお呼ばれされたら、気になる「結婚式の服装マナー」。何も知らずにドレスを選んで「マナー違反の服装で悪目立ちしてしまった」なんて失敗は絶対避けたいですよね。
だから「結婚式ドレスの基本」と「結婚式のNGポイント」を知ることが大切です。
親族の結婚式に出席する方、小物のマナーを知りたい方は、下記の記事も確認しておきましょう!
「結婚式 親族の服装マナー」の記事はこちら⇒
「結婚式服装マナー 小物編」の記事はこちら⇒
目次
- 結婚式ドレス3つのポイント
- 結婚式 絶対NGポイント
- ドレス生地 OK/NG
- カラー別 マナーと注意点
- 「結婚式にブラックドレスはOK」
- 「ベージュドレスは白に見えない?」
- 「レッドドレスは派手過ぎる!?」
- 「バイカラードレスはOK」
- 「新婦のお色直しカラー被り」
- デザイン別 マナーと注意点
- 「袖ありドレスに羽織は不要」
- 「短い袖はどこまでOK?」
- 「スカート丈は膝上5cm〜くるぶしまで」
- 「パンツドレスはOK」
- 「ノースリーブドレスは羽織必須」
- 会場別 マナーと注意点
- 格式の高い会場
- ホテル/結婚式場/ゲストハウス
- 教会/神社/お寺(神前式)
- レストラン
- リゾートウェディング
- 20代におすすめ結婚式ドレス
- 30代におすすめ結婚式ドレス
- 40代におすすめ結婚式ドレス
- 50代におすすめ結婚式ドレス
- バッグ/パンプス/アクセサリー/羽織のマナー
- ヘアスタイルのマナー
結婚式ドレス3つのポイント
絶対におさえておきたい「結婚式ドレス3原則」です。
・単色無地
・昼間は露出を控える
・夕刻以降は露出もOK
いたってシンプル!結婚式に限らず、様々なフォーマルシーンでも共通です。
「単色無地」
単色もしくは同系色
柄がない(織物やレースなどの地模様は◎)
「昼間は露出を控える」
スカートは膝丈〜くるぶし丈
肩、デコルテが出ていない(透け感は◎)
「夕刻以降は露出もOK」
ノースリーブやデコルテが出ても大丈夫
実は、日本の洋装に決まったルールはありません。日本の皇室が洋装のドレスコードを取り入れた際、参考にしたのは「英国王室」でした。
テレビ等で目にするキャサリン妃の服装は、ほとんどの場合単色(もしくは2色まで)です。シーンによって素材やデザインが違いますが、「単色であること」がフォーマルでは重要です。日本の女性皇族の服装も、シーンによって格は違いますが「単色である」ことがほとんど。これがフォーマルな服装の基本です。
海外の洋装では「時間帯」も重要視します。日本では、時間帯で服装の区別はありませんので、「夕刻以降でも昼間と同じドレスでOK」「夕刻以降なら露出もOK」と覚えておくと◎。

英国王室が主催する「ロイヤルアスコット」という競馬イベントのキャサリン妃。昼間のイベントで、ドレスコードは「準礼装」。日本の結婚式と同じドレスコードです。
結婚式 絶対NGポイント
結婚式での絶対NG項目です。
・真っ白/純白のドレス
・ファー・アニマル柄
・露出度の高いデザイン
「真っ白/純白のドレス」
白は、結婚式では花嫁だけのカラー
「ファー・アニマル柄」
殺生をイメージさせるのでお祝いの場ではNG
「過度な露出・下品なデザイン」
腿が見えるミニ丈や、肩丸出しのベアトップやキャミソールドレス
深いスリットやボディコン、胸元や背中が大きく開いたデザイン

「白のドレス」「アニマル柄」「露出度の高いデザイン」「体のラインを拾い過ぎるボディコン」はNGです。
なぜ結婚式では露出がNGなの?
「ゲストのお呼ばれドレスには色々マナーをうるさく言われるのに、肝心の花嫁は肩丸出しのビスチェスタイル…!」そんな事が日本の結婚式では多々起こっているのも事実。
現代の日本の結婚式は、海外の仕様を表面的に真似ているだけで、それに様々なビジネスが絡んでいます。そのせいで、上記のような矛盾した状況が起こっているのです。
ウェディングドレスの原型は、「カトリックの儀式衣装」です。7歳ほどで行われる初聖体で、白のドレスと白のベール、花輪の飾りで行われました。カトリックの教会で行われる神聖な儀式なので、もちろん肌の露出は御法度。
これにより今の日本でも、教会はもちろん神社・お寺での挙式・神前式は、花嫁もゲストも露出は厳禁なのです。
結婚式場のチャペルは「プロテスタント式の擬似教会」で、そのような歴史は関係なく、花嫁の露出も実際は関係ありません。
ゲストの服装は、「フォーマルな場面での服装マナー」の方が重要視されているのだと思います。

教会での結婚式は花嫁でも露出はNGです。
ドレス生地 OK/NG
結婚式向きドレスのデザインが分かったら、ドレス用の生地と普段着用の生地の違いを確認しておきましょう。
「ドレスコード正礼装・準礼装・平服」の場合は、ドレス用のフォーマルな生地が使われたドレスやワンピースを選ぶようにしましょう。
「OK!ドレス用の生地」
人気のレース生地はもちろん、光沢やハリのある生地、軽やかで透け感のある生地などがドレスによく使われます。
見分けるのが難しい方もいると思いますが、ドレスと言われるものはほとんどの場合フォーマルな生地で作られています。
例:「レース/チュール」「ジョーゼット」「シフォン」「サテン」「タフタ」「ベルベット/ベロア」「オーガンジー」「シャンタン」「ジャガード」

ドレスによく使われる生地の例です。柄が華やかなレースやジャガード、光沢やハリのある生地、軽くて透け感のある生地が多いです。
「NG!カジュアルな服の生地」
麻や綿などの自然素材、起毛感の強いニットやウール、ツイードもカジュアルな生地に分類されるので冠婚葬祭ではNG。その他デニムやレザーももちろんNG。
素敵なワンピースであっても、上記の生地のワンピースは結婚式向きではありません。

NG生地で作られたワンピースは結婚式では×。ツイードは入園式やお食事等ではOKですが、平服/インフォーマル以上のドレスコードでは避けた方が良いです。
「レースドレスの注意点」
・裏地のカラーは、同系色かベーシックカラー
全く違うカラーの裏地は、単色とはならずカジュアルダウンします。
・スカートの裏地にもしっかり丈がある
スカートの裏地が極端に短いデザインは、脚が露出し過ぎるのでNG。
・デコルテが透けるデザインは、ストラップレスの下着
下着のストラップが透けて見えるのは、マナー違反です。

透け感のあるレース素材だからこそ、フォーマルに見えるよう細部にまで気を配ると◎。
「柄の生地 OKとNG」
・刺繍やレース・ジャガードなど、生地そのものに施されている柄(地模様)はOK
・プリントされた柄はNG
華やかな花柄のワンピースなど、結婚式に着て行きたい気持ちも分かりますが、基本的にはNGです。ドレスコードがカジュアルなウェディングや二次会、リゾートウェディングならOKです。

生地そのものに施された柄(地模様)はOK!プリントされた柄はNGです。
「サテン生地の注意点」
サテン生地は照明で白っぽく見えやすいので、「ベージュ」「ライトグレー」は要注意!
フォーマルドレスにはお馴染みの「サテン」生地。光沢が華やかでパーティーにぴったりの素材ですが、結婚式では色に注意しましょう。

ライトグレーとライトベージュのサテン生地は、照明の当たり方でウェディングドレスの白サテン生地に見えてしまうので要注意。
カラー別 マナーと注意点
「ブラック」「ベージュ」「レッド」「バイカラー」のドレスを着たいとお考えの方は、ドレス選びの参考にぜひチェックして下さい。
「結婚式にブラックドレスはOK」
結婚式のお呼ばれに、ブラックドレスはOKです!むしろ人気カラーでもあります♪
ブラックドレスを選ぶ時は、華やかなポイントがあるドレスを選ぶと◎。パーティー感やお祝いムードを意識しましょう。
キレイなレースが使われていたり、軽やかな透け感、光沢やハリのある生地感、刺繍ディテールもおしゃれでおすすめ。
ブラックドレスの結婚式マナーの詳細記事はこちら⇒
【結婚式の黒ドレスはOK】マナー/選び方/コーデ術と人気ドレスを徹底解説
「ベージュドレスは白に見えない?」
「花嫁の純白」と「ベージュ」は、比べれば全く違うので心配ありません。
ベージュにも色々な種類があるので、安心して着られる色味のあるベージュカラーを選ぶのも◎。
ベージュドレスで気を付けたいのは素材感。照明で白く見えやすい「サテンなど光沢のある生地」は避けた方がベター。
「オフホワイト」「アイボリー」は、ウェディングドレスの人気カラー。お呼ばれドレスでは避けましょう。
ベージュドレスの結婚式マナーの詳細記事はこちら⇒
【結婚式ベージュドレス】白に見えない/膨張しない/肌色別のおすすめドレスをご紹介
「レッドドレスは派手過ぎる!?」
レッドドレスは結婚式でゲストが着てもOKです♪
「主役じゃないのに派手過ぎないか」「目立ち過ぎないか心配」そんな声も聞きますが、日本の結婚式でのゲストの役割は、「場の雰囲気をより一層華やかにする事」!是非赤いドレスで出席してくださいね。
心配な場合は、深みのある「ワインレッド」や「ボルドー」「ブラウンレッド」を選ぶと◎。
レッドドレスの結婚式マナーの詳細記事はこちら⇒
【結婚式の赤ドレス】OK/NGマナーの疑問解決!年代/立場/季節おすすめレッドドレスをご紹介
「バイカラードレスはOK」
現代の結婚式はカジュアル化が進んでいて、時代とともに「バイカラードレス」も許容されるようになりました。
フォーマルドレスの基本は「単色無地」。また、別れを連想させる二色に分かれた配色は、結婚式では縁起が悪いと避けられていたバイカラードレス。
選ぶ時は、以下の3点を守りましょう!
「ブラックやベージュなどのベーシックカラーとのバイカラーはOK」
「同系色とのバイカラーはOK」
「ドレスと小物を合わせて、2色以内でコーディネートする」
「新婦のお色直しカラー被り」
「新婦のお色直しのドレスの色」を知っているなら、避けるのが心遣い。
結婚式のお呼ばれドレスのカラーは、基本的には白以外なら何を着ても大丈夫ですが、一つだけ「心遣いを忘れてはいけないカラー」があります。
それは「新婦のお色直しカラー」。
当日のお楽しみで内緒にしたい新婦もいるので、無理に聞き出さないのも心遣い。その場合は被っても大丈夫なので気にしないで!
デザイン別 マナーと注意点
ドレスのデザインによっても、よくある質問やマナー、注意点があります。
「袖ありドレスに羽織は不要」
「短い袖はどこまでOK?」
「スカート丈は膝上5cm〜くるぶしまで」
「パンツドレスはOK」
「ノースリーブドレスは羽織必須」
「袖ありドレスに羽織は不要」
袖ありドレスは一枚で着るのが一番フォーマルです。
元々異なる服の重ね着は、カジュアルダウンとみなされる着こなしでした。特に問題がなければ、袖ありドレスに羽織は不要です。
元々セットになっている共布(ドレスと同じ生地)の羽織なら、こちらもフォーマル。
ただし「パーティー用の羽織ならマナー違反ではない」ので、寒さ対策など必要な時は無理せず使いましょう!
「短い袖はどこまでOK?」
肩先が隠れていればOK!
短い袖の代表「フレンチスリーブ」も結婚式で一枚で着てOKです。

ノースリーブとフレンチスリーブの違いです。黄色い部分、肩先が隠れていれば、結婚式で一枚で着てOKです。
結婚式袖ありドレスマナーの詳細記事はこちら⇒
【結婚式袖ありドレス人気60選】マナー/疑問/悩みを徹底解決!
「スカート丈は膝上5cm〜くるぶしまで」
ゲストが着る「準礼装/セミフォーマル」ドレスのスカート丈は、長過ぎても短過ぎてもNG。
ロング丈ならくるぶし丈まで。パンプスが見える丈感になるように意識しましょう。
床につくほどの丈(フロア丈)は正礼装に当たる格式で、結婚式では主役の花嫁と新郎新婦の母親が着用します。
膝丈ドレスを選ぶ時は、座っている時の丈感が重要。
フレアスカートなら、立った状態で「膝上5㎝まで」。着席時でも腿が露出せずに上品です。
タイトめのスカートなら立った状態で「膝が全部隠れる丈まで」。座った時に膝上5㎝くらいまでに抑えられます。それ以上短いと、着席時に腿が露出し過ぎるのでNG。

スカート丈は長過ぎても短すぎてもNG。画像をチェックして「くるぶし丈」~「膝丈」までのドレスを選びましょう。短くても膝上5㎝までです。それ以上短いスカートのドレスは結婚式ではNGです。
結婚式ロングドレスマナーの詳細記事はこちら⇒
【結婚式のロング丈ドレス】マナーと着丈の注意点/年代別・身長別おすすめロングドレスを徹底解説
「パンツドレスはOK」
現代の結婚式のカジュアル化によって、「パンツドレス」もOKとされています。
女性のパンツスタイルは、元来カジュアルな服装でした。しかし時代の流れによって、おしゃれでドレッシーなパンツドレスが人気となり、現代ではお呼ばれドレスの人気のスタイルになりました。
ゲストがパンツドレスを着る時は、カジュアルやビジネスライクに見えないように「パーティーバッグ」「ヒールパンプス」「パールアクセサリー」できちんとしたフォーマルコーデを意識しましょう。パンツドレスでもストッキング必須です。

結婚式のパンツドレスは、フォーマル度の高いコーディネートがおすすめ。フォーマルな小物を合わせましょう。
結婚式パンツドレスマナーの詳細記事はこちら⇒
【結婚式パンツドレスのマナー】注意点と人気パンツドレスをご紹介
「ノースリーブドレスは羽織必須」
昼間の結婚式では、ノースリーブドレスには肩を隠せる羽織を準備しましょう。
挙式では、露出を控えるために必須です。共布(ドレスと同じ生地)の羽織がセットのドレスならそれが一番フォーマル。なければ、パーティー用の「ショール」や「ジャケット」「ボレロ」が適切。
夕刻以降の結婚式では、ノースリーブドレスを一枚できてもOK。もちろん、羽織を合わせても大丈夫ですよ。
会場別 マナーと注意点
現代では様々なスタイルの結婚式場があり、以前よりもカジュアルに行われる結婚式も増えました。会場の雰囲気や格式に合わせてドレスを選ぶのも、現代の結婚式のドレスマナー。会場とちぐはぐな服装にならないように、ぜひチェックしてみて下さい。
格式の高い会場
「パンツドレス」や「バイカラードレス」は避けた方が無難。
格式や歴史のある会場では、従来のドレスコードを大切にしている場合があります。フォーマルドレスの基本を押さえつつ、上質な素材感のドレスを選ぶと◎。
格式高い会場例:帝国ホテル、東京會舘、ホテルオークラ、椿山荘など
ホテル/結婚式場/ゲストハウス
「単色・無地」「スカートは膝丈からくるぶし丈」「肩が出ない」を守ればお好きなドレスで大丈夫。
一番イメージしやすい一般的な結婚式です。季節を感じる演出がされている事も多いので、季節感を意識して選ぶのも楽しいですよ♪
教会/神社/お寺(神前式)
神前式での絶対タブーは「露出」。
透け感はOKですが、肩から肘下までしっかりと布で覆われているドレスを選びましょう。
ノースリーブドレスにはジャケットを合わせるのも、厳かな雰囲気に合っていておすすめです。カラーは、原色などの派手すぎるのは避けて、ベーシクカラーや淡い上品なカラーが◎。
レストラン
普通の結婚式よりも少しカジュアルに考えてOK。
多くの場合「準礼装〜略礼装/平服」のドレスコードだと思います。平服は、「いつもよりワンランク上のおしゃれなワンピーススタイル」というところでしょうか。普段着ではないので要注意です。レストラン自体のドレスコードをチェックしてみても◎。
最近のお呼ばれドレスは、昔のドレスよりもワンピースっぽい雰囲気のものも多く、選びやすいと思います。
リゾートウェディング
解放的な雰囲気で、ドレスコードも緩やかな傾向。
ノースリーブのお呼ばれドレスもOK!下品に見えないように、胸元と腿が見えるスリットには気を付けましょう。本来NGなプリント柄ですが、リゾートウェディングなら南国調の柄ワンピースも人気です♪もちろん一般的なお呼ばれスタイルでも問題ありません。
リゾート感のあるドレスを選んだら、足元はストッキングが不要だったり、ミュールなどのサンダルもOKな場合も。
親族の結婚式に出席する方は、親族の服装マナーについての詳細記事を読んでおくと安心です。
【親族ドレス選び方マナー】立場別/年代別のおすすめ親族ドレスをご紹介
20代におすすめ結婚式ドレス
マナーの理解が深まったら、20代におすすめのお呼ばれドレスを見てみましょう。
20代には、大人っぽいデザインやカラーのドレスが人気です。
30代におすすめ結婚式ドレス
30代では結婚式での立場も様々。おしゃれに見えるデザインやカラーが人気。王道の上品ドレススタイルも支持されています。
40代におすすめ結婚式ドレス
年相応も気になるけど、お呼ばれならおしゃれも楽しみたい40代。露出を抑えたデザイン性のあるドレスが人気です。
50代におすすめ結婚式ドレス
50代が親族ではなく「お呼ばれ」で結婚式に出席する時のドレスは、上品ながらも華やかさを忘れないドレスがおすすめ。上質なパンツドレスも◎。
バッグ/パンプス/アクセサリー/羽織のマナー
◆バッグのマナー

バッグのOKとNGを画像でチェックしましょう。
「レース/サテンの布製、ラメ素材」
ドレスの素材に合う上品な布製のバッグや、華やかなラメ素材や刺繍デザインも◎。
NG:革製、ナイロン製、キャンバスなど
「小ぶりなサイズ感」
パーティー用のバッグはアクセサリーの一部です。貴重品が入るくらいの小さめのサイズ感のものを選びましょう。
NG:普段使いの中~大きめのバッグ
◆パンプスのマナー

パンプスのOKとNGを画像でチェックしましょう。
「つま先と踵が隠れるデザイン」
つま先と踵がしっかり隠れているパンプスを選びましょう。土踏まずの部分が開いているデザインや、ストラップ付はOKです。
NG:オープントウ、バックストラップ、サンダル
「レースやサテンの布製、ラメ素材」
パンプスもバッグと同じで、ドレスの素材にあう布製やラメ素材がおすすめ。クリップの飾りは合えば付けてもOK。
NG:革製
「ヒールは細くて5㎝以上」
パンプスのヒールは、細ければ細いほど・高ければ高いほどフォーマル。結婚式の準礼装(ゲストの装い)では細めのヒールで5㎝~8㎝程度がおすすめ。
NG:チャンキーヒール、ウェッジソール、フラットパンプス
「ベージュのストッキングは必須」
結婚式では必ずベージュのストッキングを着用しましょう。ストッキングは30デニールまでです。
NG:黒ストッキング、タイツ、網タイツ等
◆アクセサリーのマナー

アクセサリーのOKとNGを画像でチェックしましょう。
「白パールなら間違いなし」
すべての立場やシーン、時間帯で間違いない白パールアクセサリーがおすすめ。イミテーションでもOKなので真円を選びましょう。コットンパールは20代30代はOKですが、元々カジュアルなファッションアイテム。40代以降は避けた方が良いです。
NG:ブラックパール、バロックパール
「ネックレスは鎖骨にかかる長さ」
ネックレスは短いほどフォーマル。鎖骨にかかる長さなら結婚式でも間違いなくおすすめ。
ロングネックレスはNGではないですが、格式高い会場などではよりフォーマルな短いネックレスの方が◎。
「イヤリングは派手に揺れない」
ドロップイヤリングもOKですが、揺れる部分が控えめなデザインの方がおすすめ。大ぶりで派手に揺れるイヤリングは避けましょう。
「生花・ティアラ・腕時計はNG」
生花とティアラは花嫁のアイテムなのでゲストは避けましょう。
時計は時間を気にしているように見えて失礼と言われています。会場では外すようにしましょう。
◆羽織のマナー

結婚式用の羽織はどんなものがあるか画像で確認しましょう。
「ジャケット」
きちんと感が出るジャケットは、親族はもちろん受付やスピーチがある方にもおすすめ。
パーティー用のジャケットは、着丈が短めのデザインが多いです。着丈が長めのジャケットはビジネスライクに見えがち。普段着のように見えるので要注意。
「ショール」
華やかなワンポイント、寒さ・冷房対策にもなるショール。レースやシフォン、オーガンジーなどの素材のショールは、ドレスの生地にも合うパーティー用のショールです。
NG:リネン、ウール、カシミヤなどのショール
「ボレロ」
可愛らしい印象のボレロ。10代20代におすすめの羽織です。シフォンやレースなど、軽やかで透け感のある素材のボレロがパーティー用です。ノースリーブのドレスに羽織るのがおすすめ。袖ありドレスに合わせると、ドレスの袖が透けて見えるのでおすすめしません。
結婚式小物のマナーの詳細記事はこちら⇒
【結婚式の服装マナー】バッグ/アクセサリー/パンプス/羽織 選び方とコーデ術を徹底解説
ヘアスタイルのマナー
「ヘアセットは必須」
まず、普段通りの髪型はドレスには合いません。きちんとヘアセットしましょう。
ミディアム~ロングヘアの方は、美容院でヘアセットを頼むのがおすすめ。
ボブ~ショートヘアの方は、きちんとスタイリング剤を使用してセットしましょう。ヘアアクセサリーを付けるのもおすすめ。
「ダウンスタイルはカジュアル」
キレイにブロウしたり巻き髪を作っても、ダウンスタイルはカジュアルなのでNGです。
巻き髪のハーフアップはOKです。きちんとセットしたと見えることが大切です。